タクシードライバーの仕事は、チップがもらえる機会があるというイメージがあるものの、チップ事情についてはあまり知られていません。チップをもらったときにどうしているのか、実際にもらったときどうすればよいのか、ここでご紹介していきます。
日本のチップ事情
世界各国でのタクシードライバーへのチップ相場はホテルや飲食店と同じく料金の10％程度です。日本はというと、基本的にチップを渡すという習慣がないため、金額の相場も決まっていません。
しかし、他の仕事と比べ、タクシードライバーはチップをもらえる機会が多く、実際にチップをもらった経験のあるタクシードライバーも多いでしょう。チップがもらえることを働くうえでのメリットとしているドライバーも多くいます。
チップがもらえる場面はどのようなときが多いかというと、やはりお釣りで小銭が出るタイミングのときと言えます。例えば、タクシーの運賃が2,750円で、お客様が3,000円を出して「お釣りはいらないよ」と言われたとき、250円がチップとなります。また、トランクルームへ荷物を出し入れしたときや、何か特別なサービスをしたときなどにもチップがもらえることがあります。
チップは受け取っても問題ない？
お客様からチップを渡された場合、基本的に受け取って問題ありません。笑顔でありがたくいただくことでチップを渡したお客様もうれしい気分になるでしょう。チップの取り扱いはタクシー会社による規則がなければ、全額そのドライバーの収入となります。そのためチップはドライバーにとって、良い副収入となります。例えば、1回あたり100円程度のチップをいただとして、1日3回なら300円、それが20日あれば、6,000円の副収入となります。
なお、チップはあくまでサービスへの対価ですので、お客様に喜んでいただけるやおもてなしができることが前提となります。ぜひチップがもらえるようなタクシードライバーを目指しましょう。