タクシードライバーになるためには、どのようなことが必要になるのでしょうか。
ここでは、タクシードライバーになるために必要な免許の取得や試験、
さらにタクシー会社で受ける研修など、実際に応募してからタクシードライバーとして
デビューするまでの流れを具体的にご紹介します。
書類選考・面接・入社(1週間程度)
まずは働きたいタクシー会社にインターネットや電話で応募します。履歴書や職務経歴書を持参し、書類選考と面接、会社によってはその場で健康診断を受け、合格すれば採用となり、入社続きを行います。
二種免許取得・運転者登録(約10日~2週間程度)
入社時に「普通免許」しか持っていない場合には、「二種免許」を取得するため教習所に通い、学科と技能教習を受けます。ほとんどの場合、タクシー会社が提携している教習所に参加し、卒業までは最短で7日ほどかかります。
教習所を卒業したら、運転免許センターにて学科試験を受け、合格すればその日のうちに「二種免許」が交付されます。「二種免許」が取得できたら、運転者の登録手続きを行い、「運転者登録証」を発行してもらいます。
社内研修(1週間~2週間程度)
所属しているタクシー会社や加盟しているタクシー団体などの研修を受け、安全運転や無線機器の操作方法、各社の社内規定などを学びます。
「研修」の内容
- 基本的な法令関係
- 無線グループごとに決められたルール(無線の取り方など)
- タクシー乗務の基本ルール(営業エリアなど)
- 挨拶、接客マナー
- メーターや車両設備の使い方
- 同乗研修(先輩社員を横に乗せ、実車にて研修)
など
タクシードライバーデビュー
同乗研修を終え、一人前と認めてもらえると、晴れてプロのタクシードライバーとしてデビューとなります。
なお、ここでご紹介したのは一般的な流れになりますので、タクシー会社によって順番・内容が変わることもあります。